音探し(幼児クラス・おひさまグループ)

ある日のお散歩先でのこと。
木の枝で遊具を叩いているお友だちがいました。
「こっちはカーンって音で、こっちはゴーーンって音がする」
と、と"音の違い"に興味を持っているようでした。




子どもたちが"音"に興味を持ち始めていたので、お集まりで
「とんとんとん おとがしますか」
という絵本を読んでみました。


絵本を読んだ後にお散歩へ行き、散歩先で大きな木の幹を見つけると
「木の太鼓ができたよ!!聞いて!音がする!!」
と嬉しそうに教えてくれました。
すると、その様子を見ていた他のお友だちも音に興味を持ち、
演奏会が始まりました。





それ以外にも、バイオリンのように木をこすり音を出したり、
砂を落とすとパラパラ音が鳴ることに気づいたり、
地面に絵を描くと「海みたいな音がする!!」
とたくさんの発見をしていました。





それからというもの、お散歩へ行くといろいろな音を聞くようになりました。
ブランコの「キーッキーッ」という音が鳴ること
鉄棒は「カンカン」と鳴るけど、叩く場所で違う音がすること
足をすって歩くと「ザーーザーー」と音がすること。

その音を、録音をして、その日の夕方のおあつまりでみんなで聞きてみたりしました。



音に興味を持ち始めると、普段聞いていた音にも注目するようになりました。

ある雨の日のこと。
「今日は雨だねー。ザーザーって言っているね」
「水たまりに落ちると、ポトポト言ってるね」
「フェンスに当たるとカン!って鳴っている。」



その後も、電車を見に行くと
「電車の音ってどこから聞こえるんだろう?」という疑問をもったり、

「カラスはカーカー」
「すずめはチュンチュン」
「ホーーホーーーって鳴き声も聞こえるね」
と"鳴き声にも興味を持ち始めたりするお友だちもいました。

まだまだ子どもたちの興味は広がっていきそうです!