廃材あそび(2歳児クラス)

新年が始まった1月のこと。
あるお友だちが、お家から「廃材」を持ってきてくれました。



それをきっかけに、他のお友だちも廃材をたくさん持ってくれるようになり、
足りなかった廃材もいっぱいになり、好きなものが作れるようになりました。

写真を見ながら作る子
何を作るか決めてか作り始める子

「これじゃあ大きすぎる」
「これは小さいな・・・」
「これを切ってみる!」

と自分たちの頭の中でイメージを作りながら、テープで切ったりハサミ切る姿がありありました。
廃材あそびの中から自然とハサミの使い方を学んでいます。
出来上がった作品を園庭に持っていったりして、あそびを広げていました。







クラスの中で盛り上がってきた廃材あそび。
「今日はなにをつくろうかなぁ~」
「〇〇をつくりたいんだけど、〇〇はある??」
「テープください」

と、作りたいものを形にしてきた経験から次々と創作意欲があふれているようでした。

セロテープではすぐに外れてしまうことに、気づいたお友だち。

「どうしよう」
と悩んでいるところ、すにに保育者から声はかけません。
どうしようか?と一緒に考えます。
「もっとぐるぐるまきにしよう」
「上から貼ろう」
子どもたち自身で試行錯誤する中で、
「こんなものあるよ」
とガムテープを提案します。
すると、目を輝かせたように、さらに作り続けます。
子どもたちの興味が続くように、保育者もそっと背中を押しています。








廃材一つで、マラカスを作る子、ロボットを作る子、ピタゴラスイッチを作る子。
子どもたち自身であそびを広げています。