転がしあそび(2歳児クラス)

ある日、お部屋にある"階段棚"で、ペットボトルを転がす姿がありました。
「あぶないから、やめて」
と伝えるのではなく、階段の下に白いカゴを置き、うまく入るかことを楽しめるようにしてみました。
すると、子どもたちも楽しかったようで、真似をするお友だちが増えてきました。



もっとあそびが広がるようにと、段ボールを用意してみました。
すると、子どもたちはペットボトルだけでなく、いろいろなおもちゃを持ってきて転がし始めました。
「これのほうがころがるね」
「これはころがらない」
とまるで実験をしているようでした。




ある日のお散歩では、どんぐりを平らなところに置いて、息を吹きかけて転がしたり、
森で斜面を見つけて、転がしてみたり。
転がることに興味を持っているようでした・

様々な実験から、斜面は良く転がることに気づいたようで、
公園にある斜面で石ころや桜の実、枝…いろいろなものを転がしてみます。
「どんぐりと、いしころはよくころがるね」
「えだはころがらない!」
と新たな発見もありました。


お部屋でもたくさん転がせるようにと、"斜面"のある遊具を用意しました。
保育園の方が転がすものがたくさんあり、いろいろなものを転がして遊んでいました。









斜面で遊んで、いろいろなものが転がることに気づいたので、
壁に牛乳パックの"転がし装置"をつくって見ました。
壁に貼るのは子どもたちに任せてみました。
最初はただ張っているだけでしたが、
「どうすればころがるかな?」
と考えたり、試したりしながら、工夫しています。





また、斜面の転がしあそびの中で、転がる先にカゴを置いたり、ペットボトルを置く子がいました。
色のペットボトルはどの色が倒れるか?
などを考えて、自分たちであそびを考えて楽しんでいます。




この興味から、2歳児クラスはなつまつりで"ボーリングコーナー"を作って開催することにしました。

これから、この興味がどのように広がっていくか楽しみです。