パンづくり(3・4・5歳児クラス/にじグループ)

油粘土でパンを作って遊んでいた子どもたち。
「もっと本物みたいにしたい」
「パンって小麦粉と卵でできてるんだよね」
そんな声が出てきたので、小麦粉粘土でパン作りに挑戦することにしました。

とても上手にできたので
「飾っておきたい!」
としばらく飾っていたのですが…
ある日、カビが生えてきてしまいました。

「さぁ、どうする?」
と子どもたちと相談すると、
「焼けばいいんじゃない?パンは焼くよね!」
というアイデアが。


そこで、トースターで焼いてみると、なんとパンみたいな良い匂い!
でも、触ってみるとカチカチで食べられません。



「茹でるのかな?」
「フライパンで焼く?」
「電子レンジは?」
子どもたちは“焼き方”に原因があると考えたようです。

そこで、
『フライパンで焼く』
『茹でる』
を実際に試してみることにしました。

小麦粉粘土作りは慣れているので、水加減も絶妙。
あっという間に準備完了。

フライパンで焼くと、少し柔らかくはなるものの中は固く、
茹でると柔らかいけれど「マカロニみたいでパンじゃない…」という結果に。



ここで保育者から
「そもそも材料はこれで合っているのかな?」
と問いかけてみました。

すると
「絵本に載ってたよ!」
「小麦粉、バター、牛乳、卵、ドライイースト…」
「ん?ドライイーストって何?」
と、またひとつ知りたいことが増えました。

本で調べながら、必要な材料や道具の存在にも気づいた子どもたち。
保育園にはないものも多かったので、みんなで買いに行くことにしました。





さらに、パンを作る手順をイラストにして貼り、工程を自分たちで確認できるようにしました。





いよいよパン作り。
「次はこれだね!」
と手順を見ながら、自分たちで進めていきます。







焼きあがったパンは、中がふっくらでとてもおいしい!
大喜びの子どもたち。




ところが、同じように作ったのに、なかにはうまく焼けなかったパンもありました。
「どうしてだろう?」
と次の日に調べてみると…

“発酵しすぎるとしぼんでしまう”
という記述を発見。

「これだ!」
と納得したあとで、
「でも、発酵ってなに?」
という新たな疑問も。

調べていくうちに、
発酵で作られるものには しょうゆ・みそ・納豆・ヨーグルト などがあることを知り、
「ヨーグルトも!?」
「ほかにもあるかな?」
と、興味はさらに広がっています。



子どもたちの「なんで?」「どうして?」から始まる学びは終わりません。
これからまた、パンから広がる新しい世界が楽しみです。