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2022.03.31
「可能性は無限大だ!~感触あそびから広がっていく楽しい世界~」(0歳児クラス)
保育園の生活にも少しずつ慣れてきた5月ごろ。
水や小麦粉粘土など、新しいことにも積極的に手を伸ばす好奇心旺盛の子どもたちであったので、絵の具の活動を取り入れてみることにしました。
保育者が絵の具の準備を始めると、「これはなに??」
といつものようにすぐに興味を示す子どもたち。
恐れることなく手を伸ばして感触を楽しむ子
少し扶南層に指先でちょこんと触る子
手に付いた絵の具を何度も確認する子
手を伸ばすことなく、離れた場所からじーっと見る子
一人ひとり違った姿を見ることができました。
この日は保育者が少しバタバタしてしまったので、別の日に少人数で絵の具の活動を行ってみることにしました。
すると、以前はじーっと見るだけの子も、抵抗なく触れ、不思議そうに見ている姿が見られ、
また、保育者がさりげなく筆を使ってみると、その姿をみて真似してみようと筆を動かそうとしていました。
次の活動の時には、画用紙に付いた絵の具がはっきり見えるようにと、黒の画用紙を用意しました。
すると、感触だけでなく視覚的にも楽しさを感じることができたようでした。
「画用紙に色が付く」
ということを知ってきたた子どもたちがもっと楽しくかけるようにと、
スポンジや筆を用紙してみることにしました。
筆は扱いにくかったようだったが、スポンジでスタンピングすることを楽しんでいます。
保育者が使い方を伝えなくても、自分たちで遊びながら学んだり、工夫する力が育っている実感しました。
この頃になると、絵の具を口に運ぼうとする姿が減ってきて、
描くという楽しさをそれぞれが感じているようでした。
今までは絵の具は保育者があらかじめパレットに用意しているものを使っていましたが
子どもたちの前で、パレットに絵の具を垂らしてみることにしました。
初めは、不思議そうにしていた子どもたちでしたが、
それが絵の具であることが分かると、いつものように意欲的にやってみようという気持ちになってくれたように思います。
また、次の機会には絵の具の色を子どもたちが選び、自らがパレットに足らせるようにしてみると、パレットにではなく、そのまま画用紙に垂らし始める子どもたち。
ボトルを転がして色が広がっている様子や
模造紙の上で色が混ざっていく様子を楽しんでいました。
大人の思いとはちがった姿を見ることができました。
最近は、散歩先で、自然物を拾ってくることが多かったので、
絵の具の活動の時に自然物を出してみると
ドングリや葉っぱに色の塗り始めます。
また、色のついたドングリや枝で、画用紙に絵を描こうとする子もいました。
<考察>
4月当初は遊びをじっくり楽しむどころではなかったですが、子どもたちが"大事にされている""安心できる"と感じてもらえると、自然と気持ちが遊びに向かっていったように思います。
子どもたちの姿から、『どうなってほしいのか』『どうしてその活動をするのか』という話し合いは大切にできていたが、その遊びから、どのように繋がっていきたいか、という"ねらい"を持つことが難しかったです。
子どもたちの"やりたい!"という思う瞬間を大切にいたいかったので、じっくりと見守り、子どもたちを信じたことで、それぞれの子どもたちの"やりたい!!"と思うタイミングが分かりやすかったように感じます。
また、今年度は1歳大きいクラスの1歳児のテーブルの位置が、隣り合っていたこともあり、年上児がどのように楽しんでいるのかという姿を常に見ることができたので、刺激を沢山受けられました。
"この子には難しい"、"0歳児にはできない"ということはなく、その思いも担任間で共有することができたのも良かったです。
これからも、何度もじっくりじっくり楽しむ中で見えてくる姿を見逃さず、保育者も一緒に楽しんでいきたいと思います。
水や小麦粉粘土など、新しいことにも積極的に手を伸ばす好奇心旺盛の子どもたちであったので、絵の具の活動を取り入れてみることにしました。
保育者が絵の具の準備を始めると、「これはなに??」
といつものようにすぐに興味を示す子どもたち。
恐れることなく手を伸ばして感触を楽しむ子
少し扶南層に指先でちょこんと触る子
手に付いた絵の具を何度も確認する子
手を伸ばすことなく、離れた場所からじーっと見る子
一人ひとり違った姿を見ることができました。
この日は保育者が少しバタバタしてしまったので、別の日に少人数で絵の具の活動を行ってみることにしました。
すると、以前はじーっと見るだけの子も、抵抗なく触れ、不思議そうに見ている姿が見られ、
また、保育者がさりげなく筆を使ってみると、その姿をみて真似してみようと筆を動かそうとしていました。
次の活動の時には、画用紙に付いた絵の具がはっきり見えるようにと、黒の画用紙を用意しました。
すると、感触だけでなく視覚的にも楽しさを感じることができたようでした。
「画用紙に色が付く」
ということを知ってきたた子どもたちがもっと楽しくかけるようにと、
スポンジや筆を用紙してみることにしました。
筆は扱いにくかったようだったが、スポンジでスタンピングすることを楽しんでいます。
保育者が使い方を伝えなくても、自分たちで遊びながら学んだり、工夫する力が育っている実感しました。
この頃になると、絵の具を口に運ぼうとする姿が減ってきて、
描くという楽しさをそれぞれが感じているようでした。
今までは絵の具は保育者があらかじめパレットに用意しているものを使っていましたが
子どもたちの前で、パレットに絵の具を垂らしてみることにしました。
初めは、不思議そうにしていた子どもたちでしたが、
それが絵の具であることが分かると、いつものように意欲的にやってみようという気持ちになってくれたように思います。
また、次の機会には絵の具の色を子どもたちが選び、自らがパレットに足らせるようにしてみると、パレットにではなく、そのまま画用紙に垂らし始める子どもたち。
ボトルを転がして色が広がっている様子や
模造紙の上で色が混ざっていく様子を楽しんでいました。
大人の思いとはちがった姿を見ることができました。
最近は、散歩先で、自然物を拾ってくることが多かったので、
絵の具の活動の時に自然物を出してみると
ドングリや葉っぱに色の塗り始めます。
また、色のついたドングリや枝で、画用紙に絵を描こうとする子もいました。
<考察>
4月当初は遊びをじっくり楽しむどころではなかったですが、子どもたちが"大事にされている""安心できる"と感じてもらえると、自然と気持ちが遊びに向かっていったように思います。
子どもたちの姿から、『どうなってほしいのか』『どうしてその活動をするのか』という話し合いは大切にできていたが、その遊びから、どのように繋がっていきたいか、という"ねらい"を持つことが難しかったです。
子どもたちの"やりたい!"という思う瞬間を大切にいたいかったので、じっくりと見守り、子どもたちを信じたことで、それぞれの子どもたちの"やりたい!!"と思うタイミングが分かりやすかったように感じます。
また、今年度は1歳大きいクラスの1歳児のテーブルの位置が、隣り合っていたこともあり、年上児がどのように楽しんでいるのかという姿を常に見ることができたので、刺激を沢山受けられました。
"この子には難しい"、"0歳児にはできない"ということはなく、その思いも担任間で共有することができたのも良かったです。
これからも、何度もじっくりじっくり楽しむ中で見えてくる姿を見逃さず、保育者も一緒に楽しんでいきたいと思います。