クローバーかいぎ(5歳児)

明日は、おとまりほいくです。
子どもたちも職員も、そわそわ、わくわくしています。

ハートの森保育園のおとまりほいくは、子どもたち自身で「どこへいくか」「なにをたべるか」「どこにとまりたいか」を考えます。
毎年、8月ごろになると、「クローバーかいぎ」と呼ばれる話し合いが始まります。
5歳児があつまって、話し合う時間です。

今年度、一番最初の「クローバーかいぎ」の時に保育士からこんな話がありました。

「子どもたちが14人いたら、14人分の考え方があります。
それはすべて間違いではなく、すべて大切な考え方です。
それでもみんなで同じ一つのことをしたいから、
みんなで話し合う必要があります。
それが"かいぎ"(話し合い)です。
自分の思いを伝えること、相手の思いを聞くこと、
困ったときはワクワクする考え方をすることが大切です。」

ということです。

話し合いの最中に、保育士はなるべく会議には参加しません。
近くで話し合いを聞いていて、話が行き詰ったときに少しだけ声をかけてヒントをあげます。
もちろん、意見はぶつかります。
それでも多数決ではなく、話して決めていきます。

自分たちで考えて決めたおとまりほいく。
それがみんなでできた時の達成感は、ひとしおだと思います。

「伝えて、聞いて、考える」
大人になっても大切な経験ですね。