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2022.03.31
「交わるから面白い。変わるから面白い。~動く心にこころをうごかされて~」(1歳児クラス)
0歳児クラスのから楽しんでいた「絵の具あそび」
1歳児クラスになってからも、たくさんの絵の具に触れてきました。
絵の具あそび(1歳児クラス)
たくさんの"色"に触れてきたので、お部屋に手作りの『色の本』を置いてみました。
すると、子どもたちの中で、色の名前を言い合っている姿がありました。
その姿から、色水あそびを活動に入れてみることにし、保育者の願いとしてはそこからジュース屋さんに広がったらもっとおもしろいな、、、と考えていました。
しかし、子どもたちは色よりも、水で遊ぶことが楽しい様子で、コップへ水を移すことを何度も繰り返していました。
「かんぱーい!」
「これはオレンジジュース」
と見立ててる子はいるものの、ジュース屋さんに広がるにはまだ早かったようでした。
そこで、まだまだ子どもたちと"色"を使って遊べるようにと
色水を凍らせて絵を描いてみたり、
色を混ぜる活動を増やしてみたり、
霧吹きを使って紙に吹き付ける活動をしてみたりしました。
絵の具が混ざりあうことで
様々な色ができるたびに、
「むらさき!」
「くろになった!」
と色の変化にも気づくようになりました。
ある日のこと。
2歳児クラスのお友だちがツユクサを使って色水を作っている様子をじっと見ていることがありました。
「おはな、さがしにいく?」
と誘い掛けると大喜びでお散歩へ。
しかし、その日は雨予報と言うこともあり、園舎の前にある花壇の白い花を持って帰ることになりました。
白い花だったので、いくら揉んでも色は出ず、
不思議そうな表情を浮かべていました。
その日から数日後、散歩の道中で以前2歳児が持っていた「ツユクサ」を発見。
早速、持ち帰り、お花で色水づくりを始めると色の変化に大喜びのお友だち。
園庭に咲いていた、朝顔にも興味を持ち、
「あお!」
「ぴんく!!」
と色の違いにも気づいていました。
作り方が分からない時は保育者に聞きに来るのではなく、
2歳児や幼児クラスの年長さんたちに聞きに行き、
作り方を教えてもらう姿もありました。
たくさんの色で遊び、
花の色水あそびを経験したことで、
クラスで再度、色水あそびをすることを考えました。
前回の反省を生かし、
子どもたちのイメージが広がりやすいようにテーブルやいすを用意したり
絵の具の色水ではなく、食紅で透明の色水を作ったり、
コップも透明にし、色が分かりやすいようにしたりして、環境を整えました。
そうすることで、自然と子どもたちは色を混ぜ合わせて他の色の色水を作ったり、
「どうぞ」
とジュース屋さんごっこがはじまったり。
保育者をお客さんにして、遊びを広げていく姿もみられるようになりました。
<考察>
初めのうちは、色に触れること、変化することに楽しさを感じていた子どもたちでしたが、遊びを重ねていくごとに楽しみ方や気づきも変化していったように思います。
夢中になって遊ぶ子どもたちは"不思議"や"疑問"をたくさん感じています。その気づきを丁寧に見守りながら、導いていくことが保育者として重要なのだと改めて感じました。
また、子どもたちにとって、お友だちの存在は大きく、自分の思いを大切にしながら、その友だちの姿に心が動かされることが多かったように感じます。
"その子にとって何を大切にしていきたいのか"という意識を担任間で持つことで、日々の活動の中での子どもたちの遊びをより豊かにしていく、ということを日々忘れずに一人ひとりの心に生まれる感動に寄り添い、共に喜び合っていきたいと思います。
1歳児クラスになってからも、たくさんの絵の具に触れてきました。
絵の具あそび(1歳児クラス)
たくさんの"色"に触れてきたので、お部屋に手作りの『色の本』を置いてみました。
すると、子どもたちの中で、色の名前を言い合っている姿がありました。
その姿から、色水あそびを活動に入れてみることにし、保育者の願いとしてはそこからジュース屋さんに広がったらもっとおもしろいな、、、と考えていました。
しかし、子どもたちは色よりも、水で遊ぶことが楽しい様子で、コップへ水を移すことを何度も繰り返していました。
「かんぱーい!」
「これはオレンジジュース」
と見立ててる子はいるものの、ジュース屋さんに広がるにはまだ早かったようでした。
そこで、まだまだ子どもたちと"色"を使って遊べるようにと
色水を凍らせて絵を描いてみたり、
色を混ぜる活動を増やしてみたり、
霧吹きを使って紙に吹き付ける活動をしてみたりしました。
絵の具が混ざりあうことで
様々な色ができるたびに、
「むらさき!」
「くろになった!」
と色の変化にも気づくようになりました。
ある日のこと。
2歳児クラスのお友だちがツユクサを使って色水を作っている様子をじっと見ていることがありました。
「おはな、さがしにいく?」
と誘い掛けると大喜びでお散歩へ。
しかし、その日は雨予報と言うこともあり、園舎の前にある花壇の白い花を持って帰ることになりました。
白い花だったので、いくら揉んでも色は出ず、
不思議そうな表情を浮かべていました。
その日から数日後、散歩の道中で以前2歳児が持っていた「ツユクサ」を発見。
早速、持ち帰り、お花で色水づくりを始めると色の変化に大喜びのお友だち。
園庭に咲いていた、朝顔にも興味を持ち、
「あお!」
「ぴんく!!」
と色の違いにも気づいていました。
作り方が分からない時は保育者に聞きに来るのではなく、
2歳児や幼児クラスの年長さんたちに聞きに行き、
作り方を教えてもらう姿もありました。
たくさんの色で遊び、
花の色水あそびを経験したことで、
クラスで再度、色水あそびをすることを考えました。
前回の反省を生かし、
子どもたちのイメージが広がりやすいようにテーブルやいすを用意したり
絵の具の色水ではなく、食紅で透明の色水を作ったり、
コップも透明にし、色が分かりやすいようにしたりして、環境を整えました。
そうすることで、自然と子どもたちは色を混ぜ合わせて他の色の色水を作ったり、
「どうぞ」
とジュース屋さんごっこがはじまったり。
保育者をお客さんにして、遊びを広げていく姿もみられるようになりました。
<考察>
初めのうちは、色に触れること、変化することに楽しさを感じていた子どもたちでしたが、遊びを重ねていくごとに楽しみ方や気づきも変化していったように思います。
夢中になって遊ぶ子どもたちは"不思議"や"疑問"をたくさん感じています。その気づきを丁寧に見守りながら、導いていくことが保育者として重要なのだと改めて感じました。
また、子どもたちにとって、お友だちの存在は大きく、自分の思いを大切にしながら、その友だちの姿に心が動かされることが多かったように感じます。
"その子にとって何を大切にしていきたいのか"という意識を担任間で持つことで、日々の活動の中での子どもたちの遊びをより豊かにしていく、ということを日々忘れずに一人ひとりの心に生まれる感動に寄り添い、共に喜び合っていきたいと思います。